ユニオンスペシャル43200Gでの裾上げを開始しました!

2年ほど探していたミシンが見つかり、綿糸も揃え、調整が終了しましたのでぜひご利用ください!
詳しくは、専用WEBサイトを作りましたのでご覧くださいませ。
http://www.unionspecial43200g.com/

あけましておめでとうございます。今年も裾あげ、簡単なリペア、やっております

ここ最近アップをサボっておりすみません。年末から年始にかけての裾あげ、リペアの画像を一気にアップです。メニューを下記しておきます。

裾上げ チェーンステッチ(ユニオンスペシャル) ¥1500〜/1本(裾上げが裾から約3cm以下の場合、糸解きが必要になりプラス¥500となります。)
裾上げ シングルステッチ(JUKI) ¥1000〜/1本(裾上げが裾から約3cm以下の場合、糸解きが必要になりプラス¥500となります。)
基本お預かりで翌日仕上げです(担当が不在の場合数日いただく場合があります)
【亜洲'S】
open 12:00〜20:00
埼玉県さいたま市大宮区仲町3-102-1
048-650-7008

PRO-keds(プロケッズ)ROYAL ARMY NAVY SUR PLUS 400 pars Limited products by Mont Livre

このロイヤルプラス、タダモノではありません!
と、その前にプロケッズの歴史をちょっとだけ。

プロケッズの母体企業であるUSラバーカンパニー。スニーカーの起源を辿ると、1892年創業のUSラバーカンパニーに突き当たります。USラバーカンパニーは当時それまで全米に19社存在していたラバー関連企業の内の16社が合併して設立されたカンパニーです。そのUSラバーカンパニーは1917年にキャンバスのアッパーにゴムソールを加硫圧着させるバルカナイズド製法という製造方法によって世界ではじめてゴム底を用いたテニスシューズ「Keds=ケッズ」を誕生させます。ゴム底で音が無く忍び寄る(SNEAK)=スニーカーとして広まってゆきます。ちなみにこの頃の古典的名作「チャンピオンOX」はとても有名で、いまでもファッションアイテムとして履き継がれています。

1949年、ケッズ(Keds)のプロスポーツ仕様ラインとして誕生したのがプロケッズ(PRO-Keds)。なかでも1958年に発売された「ロイヤルアメリカ」は、ドクターJ(Dr.J)などの伝説的NBAプレイヤーも愛用した名機です。そこから派生して1977年に誕生したスウェードモデルを「ロイヤルプラス」というわけですが、70年代にはアイビーリーガーがこぞって各学校のスクールカラーに合わせて履いた事で、後に「西のコンバース、東のプロケッズ」と言われるほど一世を風靡しました。

さてロイヤルプラスに戻ってきました。

1977年誕生のロイヤルプラスは、1990年代半ばに日本での人気に火が付きます。それは藤原ヒロシ氏によってレコメンドされたため。この頃にコロンビアでの生産が終了する時期ということで「ラストコロンビア」と呼ばれ、当時のスニーカーブームとも相まって高値高騰するなど、そんな歴史にも名を残したのが名作がロイヤルプラス ラストコロンビアというわけです。生産初期のアメリカ製からすぐにコロンビア製に移り、コロンビア生産終了後は韓国製、中国製、フィリピン製と生産国は変遷してゆきますが、ことロイヤルプラスに関しては、そういった訳でコロンビア製へ注目が集中するのです。

今回のPRO-keds(プロケッズ)ROYAL ARMY NAVY SUR PLUSは、そんな歴史に名を残した名作ラストコロンビアの70年代のディテールを忠実に再現しています。まずはラストコロンビアとの比較を下記画像にまとめてみました。オリジナルサイズの画像に拡大してご覧下さいませ。


名作ラストコロンビアロイヤルプラスへの徹底的な踏襲ぷり、いかがでしたか? 
しかしですね、タダモノではない核心は実は下記にあると僕は思っております!

・かつて例のないアッパーの仕様変更。スウェードが当たり前だったアッパーをリップストップのアッパーに。
・かつて例のないラインカラーの変更。青赤が当たり前だったミッドソールの2本ラバーラインのカラーをそれぞれのアッパーカラー合わせて色変更。

3型合わせてたったの400足限定、名作ラストコロンビアのロイヤルプラスを徹底的に踏襲というディテール等の凄さはもちろんなのですが、「スウェードアッパーが当たり前」、「青赤がミッドソールの2本ラバーラインの当たり前」をぶっ壊したことに注目せざるを得ません。なぜなら本当の意味でオリジナリティーのあるアイディアを、アイディアだけで終わらせずに実行したという事だからです。そして、この「当たり前」をぶっ壊すにあたって立ちはだかる壁は、たいへん高かったのではないかと。恐らく米国本社から正規に生産許可を取得するというまず最初に立ちはだかる壁。次にロイヤルプラスという確固たるイメージと歴史を持ったアイテムをある意味イジる事へのプレッシャー。このようなチャレンジの具体的な経緯に思いを馳せてみると、その凄さを感じてしまうのは僕だけではないと思います。これは、プロケッズを知り尽くすモントリーブルさんだからこそ出来たお仕事なのではないでしょうか。敬意と感謝を表明しつつ、このすばらしいスニーカーを目の前にしている至福を心よりあじわっている自分なのでありました♫

PRO-keds(プロケッズ)ROYAL ARMY NAVY SUR PLUS 400 pars Limited products by Mont Livre 販売ページはこちらです

RED KAP(レッドキャップ) 日本別注トラウザーパンツ 5ポケットパンツ パックTEE

ワーク系老舗ブランドのダークホース、レッドキャップの取り扱いを開始しております。トラウザーパンツはストレート、5ポケットパンツはややテーパード。どちらも日本別注で細身に振っており、深めの股上が履いたときに抜群のシルエットを放ちます。綿35%ポリ65%の高密度ツイル生地は強度があり光沢感があります。
そしてTシャツ。このTシャツは丸胴仕様で、肉厚のヘヴィーウェイトコットンの6.5オンス。それが2枚パックで¥2,300! 驚きです。


REDKAP販売ページはコチラです。

HTC × EBBETS FIELD FLANNELS BASEBALL CAP

ビンテージベースボールキャップのパイオニアといえばEBBETS FIELD FLANNELS(エベッツフィールドフランネル)。その理由は、現在も頑なに昔ながらの素材を使うだけでなく、昔のアメリカで行われていた生産行程にこだわってアメリカで作りつづけられているから。付属のタグには 100% HAND-CRAFTED 100% AMERICAN MADE と。ホンモノの証は、映画などへの衣装提供や、世界の有名ブランド、ストアのカスタムキャップの製造などにもみることができます。

さて、そのエベッツとHTCがコラボしたベースボールキャップです。どちらのブランドもビンテージをベースにものづくりをスタートさせたDNAを持っており、このコラボレートは出会うべくして出会ったのかもしれません。NY、LAそれぞれ各4個という超限定入荷です。再入荷は御座いません。現在まだWEBに上げておりませんので、ぜひ店頭にて現物をご覧ください。

efiLevol エフィレボル Vintage Melton Duffle Coat

エフィレボルの展示会にて激写したスタッフさんスナップを忍び込ませました。グリーンが映えてます。水牛の角のトグルボタンとヌメ革のコンビネーション、ゴールドスナップボタンを配し防寒性を向上させ、裏紙のパイピングをチェック生地をバイアス(ナナメ)使いで縫製し、取り外し可能なメッシュの内ポケットを装備させています。可愛い顔してばばんばん、ばんばんばばばばばばばばん。です。



efiLevol エフィレボル Vintage Melton Duffle Coat 販売ページはこちらです。

【スタンダードカリフォルニア】 STANDARD CALIFORNIA × GLOVERALL DUFFLE COAT

グローバーオールのダッフルコートMONTYをベースに、ハンドウォーマーポケットの上部にもう一つポケットを設けた機能性の高いオリジナルディテールは、グローバーオールの正規のラインには無いディテール。スタンダードカリフォルニアがオリジナルのパターンメイキングを込めてグローバーオールに別注をかけた非常に希少価値の高いものに仕上がっています。

グローバーオールはイギリス発祥。もちろんコチラのアイテムもメイドインイングランドグローバーオールオリジナルディテールの、手袋をしたまま脱ぎ着出来る為の木製トグルボタンと麻紐のループ、裏地なしの仕様、チンストラップはそのままです。

グローバーオールのWEBサイトからのヒストリーフォトを載せておきました。長く着てヤレた具合が堪らなく魅力的ですね。


STANDARD CALIFORNIA × GLOVERALL DUFFLE COAT 販売ページはコチラです