Jazz Logic Pataphysique



 菊池成孔が非常勤講師として東京大学教養学部からの依頼により行われ、正規の学生数よりモグリのほうが多かった?!JAZZ史の講義録。上巻:JAZZの歴史編と、下巻:キーワード編があって今読んでるのは上巻。以前に『憂鬱と官能を教えた学校 「バークリー・メソッド」によって俯瞰される20世紀商業音楽史』てのも読んだんだけど半分以上ちゅうかほとんどわからなかった。でまた懲りずにこれ読んでる。でもこっちは前回の予備知識がある分、半分くらいわかるような気になりながら読んでるぜー。近・現代商業音楽は音の記号化「12音平均律→バークリーメソッド→MIDI」を経由してる、っちゅう大筋があって、んでJAZZ史もこの流れに当てはめながら、うまいこと兵役を逃れた不良やイカれたやつらがドラッグキメつつ、気まぐれと歴史的偶然が重なり合いながらビバップが生まれ、白人的バークリーメソッドとうまく手を組みつつメジャーシーンへ、そんでもっていろいろあって今に至ってる…といった内容!?。いやちがうかな?ちがうな。。。いいんだよ勝手な感じで。とにかくおもしろいんです。