GEORGE COX(ジョージコックス)ラバーソール 3588


GEORGE COX(ジョージコックス)は、1906年創業の100年ブランドなのです。
90年代後半、僕はこのラバーソールをたくさん輸入販売しました。思い出の1足です。GEORGE COX 8875は、いつ見ても普遍性に満ち溢れてます。名作たる所以です。
Do you have a Punk?


GEORGE COX HISTORY>>>
 1906年、初代Mr.George James Coxがシューズメーカーとして創設。当時質の高い名立たるシューメーカーがこの英国Northamptonshireには多く、ジョージコックス社も当地で開発された製法「グッドイヤー・ウェルト製法」と独自の技術を融合して、評判を集めた。初代Mr.Jamesは1949年まで社長を、後1960年まで会長を務める。
 1950年頃からヤングファッションの最先端モデルの製造をはじめる。1949年からクレープソール[brothel creeper]の製造を開始。このクリーパーcreeperの銘々の由来は、クリーパー(ラバーソール)で歩いても音がしないこと(英creep: そっと歩く)から付けられたようだ。
 1960年には初代Mr. George James Coxが亡くなり、長男Mr.George Hamilton Coxが後を継ぐ。
 1970年代、英国でのプログレッシブロック、パンクのムーブメントが盛り上がる中、伝説のパンクロックバンド「Sex Pistolsセックスピストルズ(1976-78)」が、ジョージコックスのラバーソールを履き、当時のファッショントレンドの中で脚光を浴びる。余談だが、セックスピストルズは、当時[Sex]という50'sファッション(ボンデージなど)を扱うブティックを経営していたマルコムマクラーレン(ヴィヴィアンウェウストウッドと共同経営)が、 自分で関わっていたバンドをパンクスタイルで打ち出したいと考え、ボーカルに「ジョニーロットン」を加えて、ここで初めて「セックスピストルズSex Pistols」と改名して1975年頃に発表。1976年にはEMIと契約して音楽メジャー市場にデビューさせることになる。
つまり、この1970年代半ばにセックスピストルズ着用の「ラバーソール」として、ジョージコックスはミュージックシーンと共にパンクロックファッションの中で大きな注目を浴びることになるのだ。
 1978年には輸出を開始し、80年代半ばには生産ー卸売りに特化し、1990年初頭まで、経営的に非常に安定した時代を生きている。
 1987年、Mr.Norman Waterfieldに代わって三男のMr.Adam Waterfieldが社長就任。
 1990年代後半は、それまで持っていたDr.Martensドクターマーチンの生産ライセンスも打ち切られており、経営はジリ貧だった。しかしその後1996年ドイツでの国際靴見本市GDSで多くの商談と成約を獲得し、現代的なMBA経営を習得した4代目Mr.Adam Waterfield社長のもと、驚異的な復活を遂げる。
 2000年はじめには、英国から英国アパレル輸出賞(過去「Katherine Hamnett」、「Paul Smith」、「Gossard」、「Aquascutum」も受賞」)の他、2000年王室賞も受賞し、英国で代表的なシューブランドとしてその栄光を維持している。


GEORGE COX販売ページはこちら
モバイル販売ページはこちら