Harley Davidson sportster 883


いつもお店の外においてあるバイク。じつはぼくのです。コイツを所有してそろそろ10年くらいになります。ハーレースポーツスターというバイクで883ccのエンジンを積んでます。スポーツスターには1200ccのものもあります。883ccと1200ccは同じエンジンブロックを使用しておりシリンダー形状だけが違うんです。つまりエンジンブロックに彫られたシリンダーの大きさだけが違うということ。何を意味しているかというと、883ccをボアアップもしくはエンジンブロック交換をして1200ccにすることが出来る。エンジンブロック交換であれば883ccに戻すことも出来る。「うへ〜、300cc超のボアアップなんてありえね〜!」 そんなわくわくと共に883ccに乗り始めました。でも乗り始めるとノーマルで充分楽しいわけ。2,3年してもう少しパワーと爆音が欲しくなり改造。改造に関してはKEIHIN FCRキャブとボマーマフラー。どちらもサンダンスにてセッティング&チューニング。薄めだったノーマルキャブと違い、低回転からドバっと濃いガソリンを噴射するFRCキャブはアクセルと連動してそりゃもうグイグイ。ボマーマフラーは見た目はほぼノーマルってところがヒツジの皮をかぶった…的でニクイんだけど、そんなおとなしいルックスのくせして、ハーレー独特の重低音がドテっぱらに響き渡るのだが、しかしなんともお上品なドドド。グイグイとドドドでいまだに883ccのままです。そんなわけできっと10年後もまだコイツで楽しめていると思うなあ…。ってこのままつづけると愛車自慢か!?と怒られますね^^。

そんな、僕にとってステキな883のことを考えながら思ったのは、自分が本当に持っていてよかった、大切にしたい、と思えるモノってそんなに簡単に出会えないのかもしれないなと。僕は長く付き合えるモノが好きなんです。反面、長く付き合うからこそ、少なであろうステキ経験との出会い。相反するんだけど、もっとステキを増やしていきたいなあ。。。そんな思いは、ハーレーから洋服へと移ってゆくのでありました^^。