LEVI'S(リーバイス)LVC/501XX 1927年モデル(ホワイトステッチ) 27501-0003


1922年にベルトループがアタッチされることで、労働着のジーンズが人々の生活の中に入り込んでいきました。使用範疇が広がったとされる1920 年代。そんな時代の中に誕生した「501XX 1927年Model」は、501の歴史の中でも稀有なオフホワイトのステッチが施されていたプロダクトです。 アシンメトリーなアーキュエットや、やや蛇行する縫合ステッチなど、一本針で縫われていた当時の雰囲気を再現するために、同様の縫製手法をとることで、構成するすべての要素を忠実に再現されたアイテムがLEVIS(リーバイス)LVC/501XX 1927年モデル(ホワイトステッチ) 27501-0003。その特徴を画像で示しました。



ボタンフライ



クロッチリベット いわゆる股下リベット むき出し



パテントリベット
むき出しリベットの裏ネーム入り



革パッチ



シンチバックストラップ



サスペンダーボタンとベルトループ



赤タブ無し



一本針で縫われたアシンメトリーなホワイトアーキュエイト



「GRAND SILVER MODEL」のフライヤー



シンチとポケットに打ち込まれた剥き出しリベット
ホワイトステッチは一本針による手縫い縫製でやや蛇行している



「LEVIS(リーバイス)LVC/501XX 1886年 1st501model 00125-0005」と「LEVIS(リーバイス)LVC/501XX 1927年 ホワイトステッチmodel 27501-0003」を履き比べてみました。履いた感じはホワイトステッチモデルのほうが断然太いです。ファースト501モデルはベルトループがない分、ウェストが特に細めでした。どちらも32インチを160cm 50kgの自分が着て見ました。


ホワイトステッチモデル:縮みを想定して片手で絞りつつの前半身姿。



ホワイトステッチモデル:縮みを想定して片手で絞りつつの後半身姿。



ファースト501モデル:バックスタイル



00125のファースト501モデル:フロントスタイル



最後に、自分に分かり易くめも書きですが、リーバイスアメリカのリンクする歴史をザクッと標しておきます。


↓リーバイスの歴史をザクッと
    ↓絡むアメリカの歴史をザクッと

1853年『Levi Strauss & Co.』サンフランシスコで創業。
1873年『リベット補強による衣服』の特許取得。世界初ジーンズ誕生。
1930年 西海岸の男子学生がジーンズをファッションとして着用し「労働着から」「ファッション」へ。

    1939〜45 第2次世界大戦

1944年 WW2大戦中に物資統制強化でリベット・ボタン等の金属部品や縫製糸が簡略化される。
1947年 WW2終結後、丈夫さが東部やヨーロッパの兵士に伝わり全世界へと広まる。

    1953年 マーロンブランド『乱暴者』で革ジャン・ジーンズ・バイクを世界中が真似る。
    1955年 ジェームス・ディーン『理由なき反抗』によりジーンズが若者のシンボルになる。
    1950〜53 朝鮮戦争

1955〜 平和と活気が戻ったアメリカと共に501XXも最高潮に達する。紙パッチ採用。

    1959〜75 ベトナム戦争
    1960〜75 ヒッピー

1960〜 ヒッピー文化の中でまたもや若者のシンボルとなっていった。
1980年 ストーンウォッシュ加工のジーンズが登場。洗いの時代、中古風のカジュアルジーンズが流行。
1991年 ベルボトムブーツカットが日本で復活。太めのストレートが流行した。
1992年 赤耳付きデニムの生産を再開、501XXが復刻される。
2003年 リーバイス設立150周年、ジーンズ誕生130周年。


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